金曜日が休みであり、木曜日の夜はほぼ徹夜でPCに向かっていました。 その反動で、7年間以上、貰い物ではありますが使っていた枕を変えたら日曜日は朝から夕方まで寝っぱなしでした。 寝ることは免疫力を高める行為、なので本日はメールチェック(これを私は仕事と思っていません、休日でもチェックするのが当たり前だと思っています)を朝して、さすがに夜遅くなってしまいましたが、2つあるうちのPC1つを開き、コロナ対策で書きためることをしていなかった、ブログをAM2時ですが書いています(入浴もすまし、おそらく枕に頭をのせると寝てしまいそうです。さすがに朝から夜まで久しぶりに寝すぎました)

友人から教わったサステナビリティとは主に企業がビジネスシーンで使う「100年企業」を目指す、社会のニーズに現在、将来を見据えた考え方、とされていますが、今後は医療にも言えると思います。 この2-3週間で肺がん、早期胃がん、膵臓の病気などを診断しえました。 ブログを毎日のように発信することが、私という医師の考え方をわかってもらえると思うので続けています。 これもサステナビリティだったのかな、と思います。

私のなかで、いま現在、そして将来大事とおもっていることは、「全身をみる上で、心臓や血管だけをみることは、そうではない」というニーズがあると思っています。 「お宅にかかっているのだから、癌もみてくれてるんだよね」ということを患者さんは思っているのではないでしょうか? ご高齢のかたほど、「医師にお任せ」という人が少なくなく、癌検査をしたくない、という方には大事さを伝えた上でしませんが、世界初の私の論文では、心臓病を持つ人は 5年以内に7-22%で癌が発生するのです。 ここに当院の医療の核となるサステナビリティがあると思っています。 何事も続けること、また将来のニーズを常に考えることが重要だと思わされることでした。

さて、枕を変えるといびきが少なくなり、眠りも深いと本日昼寝(夕寝もしっぱなしですが)して思いました。

私のにニーズにあった枕でした。 5000円しましたが、面白いほど寝つきが良くなります。 今後も枕についても自分の体調や体の変化にあわせて、枕選びをしないと、と同時に思った次第です。

 

 

非常に難しい問題だと思います。 「絶対に今は感冒症状の方はみない」というところから、「コロナウイルス 感染症が疑われたら紹介します」という両極端の医院もあります。 中間もあり、当院では、「可能性が高い患者さんは、最初から検査・診断ができる医療機関に行った方がいいし、可能性が少ない患者さんを断る理由はない」という立場です。

無策、が最も悪い、と私見ですが思っています。 理由は「院内感染」です。

可能性が少ないと電話相談で言われた方が絶対に感染してない保証はないので、発熱外来などができない以上、しかるべき対応をできるだけしています。

何も対応を考えず、今は高知県では収束傾向にあるとはいえ、まだ用心に越したことはない、と思っていますし、患者さんも心配だと思ってのことです。

答えは、その医師の育てられ方次第、また計画性をもって研鑽したかどうか、ですので、yes、ということになります。 さて徳島県では、「胃腸科・循環器科」など、普通に見かける看板ですが、高知県ではかなり少ないと思います。 私が消化器科を看板に掲げなかったのは「より心臓の方が専門だから」ということです。 今考えると「心臓・消化器内科」と父親の診療所、「福田心臓・消化器内科」のようにすれば良かったと思いますが、一宮きずなクリニック という名前を考えた時に、「なんでも見る」ということで、クリニック名に専門を掲げなかったのです。

さて、総合内科医に循環器を専門とする医師は漫画の中だけしかいないと思いますし、総合内科医は専門がないのが専門という特徴があります。 私自身は心臓カテーテル治療など、およそ開業しても意味のないスキルを高め、なおかつ循環器内科の中でも男性医師としてはやや珍しく「心臓超音波検査」と「心臓リハビリテーション」により重きをおいてきました。 元消化器内科であり、徳島大学の今はない第二内科に属していたので、そこから派遣された病院(四国こどもとおとなの医療センター)でも自分がどうなりたいか、を考えながら研鑽していました。 呼吸器科、内分泌内科(糖尿病科)、放射線科の先生がたに教えてもらいながら、循環器と消化器をしていました。

今はそういった研修が難しいのではないか? と思います。 もちろん本人のやる気と周囲の協力次第ですが。 まず中規模病院では最後まで診断をつけれないので無理です。 最終拠点病院での研鑽が必要です(私の経験上2年では無理です、身につきません。4, 5年しないと無理です)や専門科だけに属するのではなく、内科兼循環器科 で、 具体的には、外来の半分を 内科枠でみて、入院患者さんの半分以上が循環器の患者さんでないことが必須です。 最初は専門の先生と共診(一緒にみること、つまり主治医が2人という状態です)で経験をつみ、最終的には自分一人で見えるようにならないといけません。 ここまでが3年はかかると思います。
最後に、、、病院で寝ること、夏休みを人より取らないこと、標準の勤務より2倍働くこと、の3つが重要といえば、わかりやすいでしょうか? なにかあったらすぐに診に行き、自分も治療に参加し、自分が主治医になったり、自分の担当患者さんが急変したときなどに対応する能力をつけることがなによりも大事なことです。

先日、○○プリル、○○サルタンを飲んでいると、ACE2蛋白が増え、コロナウイルス重症化に関係するかもしれない、とう論文を紹介しました。 それに対し、「そういった可能性もある」「上記の薬をCa拮抗薬に変更するのは特に問題ないし、結果は同じだろう」「ACE2蛋白の制御をしているため、上記薬剤は飲んでいた方がいい」という論文もあります。
先日紹介した論文は、長期の内服で、いろんな臓器でACE2蛋白が増えてしまうことが懸念される、という論じ方でした。 よって今回紹介した論文とは論点が全く違います。

SARSウイルスの時に上記内服薬を飲んでいても飲んでいなくても結果は変わらなかった、という論文も引用されていました(新型コロナと似ている点で引用したのだと思います)

まだまだわからない点が多く、現時点ではたった1枚の報告ですので、内服はそのままでも悪くはない。ただし、降圧薬を血管拡張薬であるCa拮抗薬に一時的に変更するのは悪いことではない、と現時点での私の判断です。

まずは手洗いです。 マスク不要論(健康者)もありますが、私は身だしなみとして今年は必要と思っているのと、以外と洗っていない手で口を触ったりすることがないので防御になっていると思います。 あとはメガネです。 ゴーグルまでは必要ないと思いますが、思わぬ飛沫感染や上記とどうように目をこすらないために度が入っていない伊達眼鏡でもいいと思います。 私はコンタクトレンズを使わず、最近はもっぱらメガネですので変える必要はありませんが。

あとは口腔内の乾燥に注意、です。 アラスカではウイルスが寒すぎて活動できません(建物の中などは別ですが) 日本の冬はウイルスにとって丁度いい寒さと湿度(乾燥)によって増殖して飛び回り、人間に感染しやすくなっています。 私は患者さん一人を見るごとにマスクを外して飲み物を必ず飲んでいます(アルコールの消毒(聴診器含む)は当たり前ですが、それは5年以上前からしていることです)

自宅では、最近は決まった服2着にして、帰宅してからハイター霧吹きで消毒して、陰干ししています。 また普段よりかなり早い頻度で洗濯しています。

どこにも出て行かず、家で趣味の書き物をしています。 とある本に、モチベーションとは慣性の法則に似ているから、とりあえず何でもしだすと、後から気持ちがついてくる、ということで、集中力を高めています。

寝るときは必ず夜にバスタブに使って、すぐに寝るようにしています。 十分な睡眠が免疫力UPにつながります。

この前の日曜日は、オンラインの笑いヨガに参加しました。 笑うことは免疫力UPにつながります。 笑えるTVでもいいと思います。