東京などの先輩、後輩、同級生などと話しながら、その時の最新・最適な対処をしていました。 今もそうです。
今は、具体的には、「感冒症状があれば熱がなくても、まずは電話をしていただく。熱があれば、コロナ相談センターに電話してもらう(これで引っかかり、クリニックではなく、保健所で対処します、という方もごく少数ですがいる事実があります)。 感冒症状の方は正面から受付にいかないように、電話してもらって別の入り口から入ってもらい動線を考え、風邪を見る部屋で診ています。 ガイドラインどおり、消毒して1時間はその部屋を使わないようにしています。 通常診療の方も希望があれば、車で待機してもらい、順番がきたら診察をしています。
患者様には非常に煩雑だとは思いますが、今の感冒症状については当たり前となっている診察方法です。
ご自身が通常診療で待合にいたとしたら、感冒症状がある方が待合にいることが不安なはずです。
いつもきていただいている方にもご説明して、予約を取ったときに「ついでに風邪も診て」がないように、説明しています。
ご面倒をおかけしますが、こういった感染対策をしていない医療機関がおかしい、と思っていただけると幸いです。
何卒ご理解、ご協力のほどお願いいたします。

少し古い話になりますが、高知県が直近の1週間で新型コロナウイルス い感染者数が大都市についで6位に13日なったと発表されました。 私自身は6位までなるとは思いませんでしたが、何の対策もしてないのである程度感染者の人数は増えるだろうな、と思っていましたが、まさかここまでとは。

やはり言い続けているように、県の対策はお粗末です。 早くリーダーシップをとれる方が、舵取りをしないと大変なことになるのは明らかです。

それはコロナウイルス 以外でも同じような緊急の事態に対しても、「遅れた対策」というか、「何もしない」ということが予測されるからです。 今の責任は誰がとるのか? 公務員はしんどいこともあるのでしょうが、責任の所在が不明瞭なのはいいですね。 医療とは全く別方向です。 しかし一人の責任は明確ですね。

高知市内や県内でベッドの数が決まっていますが、診療所で19床の有床診療所が減って来ています。 一宮きずなクリニックは無床診療所です。 入院治療がいい、という方には福田心臓消化器内科と連絡をとって紹介状代などはなしでこちらの診療情報が分かるようにして入院をしてもらっています。 心不全の方や、1泊入院以上しないと処方が無理な薬(ものすごく心不全のかたに効果があります)、食欲不信のかた、不整脈の薬を合わせる方、など入院で治療することは非常に重要ですが、上記で大病院への入院はできません。

貴重な存在となっている町の有床診療所です。 そこで働いている医師は無床診療所の医師(今は私がそうです)よりも忙しいのです。

令和3年1月20日に「心エコーがうまくなりたければ 心エコーレポートを書きなさい」が中外医学社から発売されます。

34歳で最初の本を執筆し、共同著書などを入れると「わかる!できる!心臓リハビリテーション Q and A」などは第3刷となりましたが、一人で書いたものとしては3作目となります。今回は今までと違い、監修の先生がついたことが大きな違いです。

また、中級者向けの本が1作目、2作目なら、今回は初級者、というか、心エコーをしたことがない人向け、としました。

図を多くし、分からない部分はキャラが必ず質問している文章形式です。 また私の書くものは必ず推理小説的なものがあり、また旅行要素、恋愛要素を入れています。医学書としては世界でも類を見ないはずです。 飽きないように読めたらと思い、挿絵にも凝ってもらいました(表紙や挿絵だけでも有名イラストレーターの方に書いてもらいましたので価値があります) 挿絵のない本なんて、、、と思っていますので、よりキャラクター目線になれるように、学ぶ人を医学生、看護師、理学療法士と検査技師とキャラクターが非常に多いのも他にはない特徴だと思います。 「恋する心エコー」は8年経ちますが、今でもアマゾンの上位に(今年は2位が最高でした)食い込みます。 今回の本も自分の娘のような本です。
どうしても医学書は高いものですが、出版されたら1冊クリニックに置きますので、手にとってください(が、コロナ渦では言いにくいし、言ってはだめですね、難しい世の中です)

 

インフルエンザウイルスワクチンは感染した時に重症化しない、というワクチンです。 感染を最初にする場所は鼻粘膜や咽頭粘膜です。 この辺りの免疫を司っているのはIgAをいう種類の抗体です。 皮下注射でできる抗体は血管内のIgGという抗体のみです。 理論上はワクチンを打っても罹患する、というのはこの理由です。 ワクチンで感染の予防効果もある、のは嘘(というか間違い)だと思っています。 統計上、ワクチンを打った人と打たない人では重症度が変わってくるので、「あぁ、微熱がでているけど、いつもの風邪かな」という場合がインフルエンザに感染していない、という方にカウントされてしまう可能性があるからです。
新型コロナウイルス のワクチンは治験が全て終了していない状態で、医療従事者や高齢者からどうぞ、ということですが、「打たされる」感覚もあります。 高知も第三波がきており、東京都などの大都市よりもタチが悪い可能性も考えられますので、実験台のつもりで打つしかないでしょうね。

ちなみに、コロナウイルス のワクチンもインフルエンザのワクチンん同様に予防効果はないはずです。 なので重症化はしないように働くでしょうから、このワクチンで、コロナウイルス が撲滅はできないだろうな、とは思っています(インフルエンzなワクチンでインフルエンザがなくらなないように)。 また、日本だけ頑張っても、海外ではやっていたら日本でも同じようなことが起こる可能性もあります。