久しぶりのブログになります。

さて、私が医師になったころや研修していたころ、循環器内科医は実臨床において、虚血(ステント治療で詰まりそうな血管を拡げる)、心エコー(手術時期を見逃さない)、不整脈(発作性上室性頻拍やWPW症候群のアブレーション治療)の3つのうち、どれかが得意、という感じでした。 しかし最近のトレンドは、心エコーは検査技師がするため医師が専門にするには他のことを犠牲にしないといけないことが多くなり、多くの医師が虚血だけでなく、同時に最近増えた「心房細動のアブレーション治療」のために「虚血」+「不整脈」という組み合わせで研修する医師が多いと感じています。 消化器内科では、間違いなく胃カメラ+腹部エコーではなく、胃カメラ+大腸カメラの組み合わせか、それに加えて超音波内視鏡が主流の研修になってきていると思います。 もちろん心エコーも腹部エコーも医師はとれるように研修するのですが、医療が細分化され全てを極めることが出来なくなってきているのも現状だと思います。

さて、このブログは引用は禁止しています。

更新しなかったのは、知らない人に引用されることがあったからです。

 

当院院長は往診や健診、他院での研修や診察を行う時間としています。 当院で診療にあたっている医師の技量は素晴らしく、私自身も信頼しています。 通常1人での開業医ではあまりないことかもしれませんが、引き受けた仕事が増えてきたり、自身の研鑽のための時間としています。 何卒ご了承くだださい。

院長が座長として研究会に出席するため、16:30、17:00予約の方は見させていただきますが、出席の時間の関係で、予約外の方は16:30受付終了とさせていただきます。

医師として研究会での勉強、研鑽は非常に重要で、まわりまわって患者さんのためになると信じて出席をしています。

大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。

6/15も同じことがあり、重ね重ね申し訳ありません。

16:30、17時の予約の方は通常通りみさせていただきます。

院長が研究会出席(座長として)のため、予約外の方の受付終了を16:30とさせていただきます。 大変申し訳ありませんが、ご了承ください。

 

いつもご苦労様です、またお世話になっております。 珍しいことではあるのですが、大きな病院を「脳外科が対応中だから」「3次救急には対応していないから」という理由で断られた方を当院で見るのは、ドクターズディレイ(救急処置の医師の判断ミスによる遅れ)にもつながるため、当院の駐車場で当院通院中の患者さんといえど、当院に入ってきて、当院が受診先を探す、ということを求めないようにお願いいたします。 ふらつく、左に傾く、というような方で、救急車を呼ばれた患者さんには絶対に頭部CTかMRIが必要で、急な処置が必要なことがあります。 実際に当院に「他で断られたので」で来院し、紹介先で硬膜外血腫だったことがあります。

当院は救急病院ではなく、またCT検査もありません。 救急車を呼ぶ方はかなり症状が強くでた方です。 それなりの病院でないと対応はできないことを知っておいていただけると助かります。

私が救急病院にいた頃は、脳外科領域、神経内科領域の方が来られたら、MRI検査の準備をしながら、頭部CTをまずとってMRI検査も必ずしていました。 採血検査も支給で出せ、人手も多く対応できたのですが、1人医師体制で救急病院ではなく、開業医のもとでは出来ないこともあります。

何卒ご理解・ご了承ください。