出版、学会、研究会について

雑誌「ニュートン」を待合室においています(めずらしい?)

皆様は自宅で必ず読む、定期購読している読み物、はありますか?

当院では、各種新聞、週刊新潮、週刊女性、ホットこうち、などの読み物に加え、「ニュートン」という雑誌を開院当初から置いています。 これは私が中学生の頃から大学生の頃まで、面白い記事があれば買っていた雑誌で、昔は、3000年には人類の姿はこうなる、などの記事が多かったのですが、最近の記事は医療を扱うことが多いな、という印象です。
他の雑誌と比べて、ゴシップ的な要素はなく、きちんとした監修のもと、現在の医療のことを医療関係者以外にむけて書かれていますが、やはり少し難解ではあります。 しかし読まれているかたは結構多く、「こんな雑誌は初めてみた」「ここの部分をコンビニでコピーして期待から、5分貸してくれ」などの話を患者様がされます。
私も、開院してから再度読むようになったのですが、「ヒモ理論」(宇宙は2本のヒモで出来ている?)という記事は非常に難しく、未だに理解出来ません(この理論には興味があり、10年前に専門書も買ったのですが、それも分かりにくかったです)
また、私が書いた著書(自費出版ではない、検閲をうけた商業出版です)の医学書、「恋する心エコー」もシリーズで2冊置いています。 これは心エコーをする医療者向けなのですが、私の医療への想いや、医師はどうやって患者さんをみているのか、なども書いていますので、もし宜しかったら、小説調でかいた(恐らく世界初)医学書ですので手に取ってみてください(アマゾンの「心臓」部門、「心エコー」部門で、2冊ともベストセラーに何十回も選ばれています(1、2位が私の本だったこともあります。2013年発売で、今年もベストセラーになったこともあります。印税は全て東北の震災の義援金にしています、これも医学書としては日本では初めてだと思います)
現在、「心臓リハビリテーション」と、やはり「心臓超音波」について、違う医学社からの依頼をうけて執筆中です。
本を書く、講演をする、論文を書く、という行為は間違いがあってはいけませんので、論文をよみ、最新の知見もしらないといけません。 「専門性」を高めることになるわけです。 これらの本の印税も、熊本の地震に対する義援金にしようと思っています。