出版、学会、研究会について

著書について

32歳で書き始め、34歳(留学中)に処女作「恋する心エコー(恋エコ)」が世に出ました。 自費出版ではなく、完全商業出版です。 検閲をうけたれっきとした医学書です(一般書ではありません)。 36歳時には続編ではる「恋する心エコー《実践編》」が出版されることに。 今年は違う出版会社から「心エコーがうまくなりたければ 心エコーレポートを書きなさい(エコレポ)」が出版され、どれも増刷されています(処女作は3刷になりました。アマゾンでは恋エコ2冊ともは部門別で1位を、「エコレポ」は一般書が専門書に入って来ており2位どまりでした)。 その他、プレジデント・ファミリーはじめ、健康系の雑誌に多数寄稿させていただく機会をえました。 今も実は依頼をうけて執筆中です。 そのうえ再来年3月には開業医としては(学会から言われたことですが)初の本学会が1万人規模循環器系の地方会では、大会長を務めることになりました(こういった大会長はお勤めご苦労様、という意味合いと、これから大学病院や中核病院での活躍が期待されている場合に話がくるものなので、非常に嬉しく思います)。
わからない人の気持ちが分かる、から、執筆もできたし、学会も面白いものにしたいと思っています。

偉大な父親を持つと苦労するのではなく、それは神様からの救済措置、と2019年の法人の「すこやか通信」に書かせていただきました。
私は父親を医師としても人間としても尊敬していますし目標でもあります。 超えられない壁なのかもしれません。 周囲の評価などはそうそう変わるものではないでしょう。 私自身が自覚しています。 ただ現時点で違う角度から見てみると評価は違って来るかもしれません。 医学書、医学学会の大会長、全国学会の教育講演にも使われた世界初の循環器疾患後の癌検診の重要性を書いた英語論文、四国では病院も診療所も含めた初の抗生物質の耐性化の論文、貧血チェッカーという特許など、局地戦では親父越えを果たしている、とも言えます(少し飛躍しすぎてますが)
比べたがる人がいるのですが、父親越えは医師の、とくに開業医の世界では非常に難しいものです(親が若ければ若いほど)。 はっきりとした順位やメダルの色では測れないからです。 全力で病気と闘い、患者さんのことを考える、という点ではどの医師も順列などつけれないのではないでしょうか?