医療関係者の方も来院されますし、もちろんそれ以外の方からも、質問されることが多くなってきました。
結論からいうと、私は「うった方がいい」という意見です。 もちろん妊娠中であったり、最終的には自分で決めることだと思います。
打った方がいい、という理由は大きく2つあります。
1点目は健康面です。
感染、発症、重篤化を全て90%以上で抑えるというのはかなり優秀なワクチンです(感染に関してはまだ正確な数字はでていませんが、報告レベルではインフルエンザワクチンとは比較にならないくらいの感染率を下げる、とされています)。 デメリットの副作用は50-100万分の1であり、風疹のワクチン1千万分の1に比べると高くなりますが、既にTVでも報道されているとおり、ワクチンの副作用としては十分低いか許容範囲、と言えるレベルです。副反応に関しては日本人のデータはないものの、カロナール(アセトアミノフェン)などを処方してもらうなどで対応は可能だと思っています。
2点目は今後の生活の便利さ、です。
私個人の考えですが、今後はワクチンをうっていないと海外旅行にいくために非常に手間がかかるか、行けない国がでてくると思っています。 また国内旅行でも手間がかかる可能性があります。 ワクチンをうっていないとアクティブに移動しないといけない人にとっては不便な世の中になる可能性が高い、と思っています。