まずは寒い季節は、服を脱ぐ前に脱衣所や風呂場を温めておきましょう。 急に寒さを感じると、血圧があがり危険です。
そして風呂の温度は熱すぎない、のが鉄則です。 熱いと自律神経がみだれ、危険な不整脈が起こりやすいからです。
そして、入浴中は肩まで浸かっても構いませんが、長い時間肩まで浸かると、心臓が水圧で体中の血液が返って来てしまい、逃げ道がなく、心不全になってしまいます。 半身浴がいいのはそのためです。 ではどのくらいまで浸かったらいいのか?
それは乳首(男性で)辺りまで浸かるのが心臓が半分浸かることになるので丁度いいでしょう。
下半身からの血液が心臓に返って来ても、上半身の方に血液が静脈で逃げることが出来るからです。
四国こどもとおとなの医療センター時代は、心筋梗塞、脳梗塞が多い時期でした。 熱いお風呂に入って、胸が痛くなり、我慢し続けて運ばれて来た人もいます。
ご注意を。