消化器疾患について

肝臓だけ、の腹部エコーは間違いのもと

消化器内科も循環器内科と同じく、得意分野があります。 胃カメラ、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓 などです。 肝臓癌を治療していた(50歳までの医師はラジオ波で治療が可能です、私自身はこのスキルを身につけていませんので、癌、がわかれば最も上手な先生に紹介しています、それで十分間に合います) 肝臓専門の医師は食事をとってきてもいい、という場合が多いの現実あるようで、徳島大学や岡山大学ではありえないことでした。 食事を食べると、胆嚢がぺっちゃんこになってしまい、胆嚢の中が見えません。 当院では血管も前立腺も膀胱(人間DOCでみない場所です)も膵臓の尾部までみますが、他院から当院に来られた方で、食事を3−4時間(糖尿病の有無などで時間は変えることがあります)抜いてきてもらうことで、胆嚢がんがみつかったケースが多々あります。 腹部エコーはせっかく同じ値段でうけるなら、きちんと全臓器を見て欲しい、と自分なら思います。

開業する時に、一宮超音波センターなどもネーミングとして考えましたが、経膣超音波や、元来得意としている径食道心エコーが時間的なことや、手術する病院ですること、などを考えると、「しない方がいい」と思い、その名前をやめた経緯もあります。

肝臓が悪い、肝臓だけみる、はよくない、と思っていただけると幸いです。