その他の疾患

慢性閉塞性肺疾患(喘息と肺気腫 が 主)の治療

喘息は気管の炎症、アレルギーが病気の原因です。 肺気腫はタバコが原因で肺の機能が悪くなることで、肺の血管、気管を細くしてしまい悪循環になるのが病気の原因です。

よって、初期の治療は、喘息が体に吸収されないステロイドの吸入 であり、 肺気腫は抗コリン薬といって、気管支を拡げる吸入が重要です。 どちらも重複している場合や、1つでも重症化すると、気管支拡張剤が入った吸入も重要になってきて、3剤が一緒になった吸入が「長生き」に関係する、ということがわかって来ました。 今までの報告では、日常生活の質を良くする、というのがメインでした。

薬は1日1回の粉を吸う「テルリジー」、1日2回のエアゾール(噴射される霧)を吸う「ビレーズトリ」です。

非常に状態が悪い方は粉を肺の奥まで吸えないことがわかっており、ビレーズトリが良い場合があります。

夕方忘れる人にはテルリジーが向いていると思います。 どちらの薬も非常に優れており、「長生き」の原因は、心臓病での死亡率を減らす、とうのは、四国こどもとおとなの医療センターで、腎臓か肺が悪い、心臓病の人が治りが悪く、心臓リハビリになかなかもっていけず、集中治療室での治療が長くなってしまうことからも納得している報告でした。

当院ではどちらの処方も可能です。