香川の現:四国とこどものおとなの医療センターでは、私は心不全で入院された方にhANP(ハンプ)という薬を点滴をしていました。 心臓の機能を悪くしないようにして、腎臓の機能も維持できる薬だからです。 その他、ミルリーラという薬も循環器内科医では6人いる中、一人心臓外科位以外では使用していました。 どちらも心臓に優しい薬です。
このたびエンレストという薬がでました。 これはBNP(海外ではANPではなくBNPを点滴しています)がはいった、点滴ではない内服薬です。 心不全傾向の方には非常にいい薬ですが、「超」重症の心不全などにhANPの使い方を正しくしていた医師以外は使えないと思う次第です(著書「恋する心エコー」では、hANPの使い方を説明しています。 医学書ですので、検閲がはいり、間違いがない、ということです)
心臓病では大きな病院と同等以上の治療を心がけるように日々、研鑽していました。 それが現在にいたり、内服薬の使い方も無理なく投与可能、ということです。
使えない、医師もいると思います。 ネットの情報などで、気になることがありましたら、ご相談ください。