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コロナウイルスの対応について〜2〜 「自分がそうかな」、と思った方、お読みください

渡航歴や、コロナウイルス 感染者との接触、また濃厚接触者との接触がある方の、上気道症状(風邪の症状:熱、咽頭痛、頭痛、咳など)がある患者様は、現時点では一般のクリニックでは、診断も治療もできません。

2009年 新型インフルエンザウイルスが流行し、今は季節性のインフルエンザとなっていますが、新型コロナウイルスについては、ワクチンや抗ウイルス薬がないこと、致死率がはっきりしないことから、現時点では当時のインフルエンザよりもより危険、とみるべきでしょう。

いずれは、「流行性の風邪」と数シーズン後にはなって、定着する可能性がありますが、現状はそこまで世間(というか世界)の反応は行っていません。

よって、検体を採取して検査するには防護服が必要だったりする現状、「新型コロナウイルス の可能性がある」と思われる患者様に関しては、まず我々医療従事者もそうですし、持病をもつ患者様に危険を与えてしまうことになるため、この疾患はクリニックでも診断ができ「流行性、季節性の感冒」という概念を日本が提唱するまでは、電話相談のうえ、対応できる病院を斡旋してもらって検査をするべきだと思います。

それが、本人様、医療従事者、通常の通院をしている患者様みんなを守ることに繋がります。

その期間が3月末か4月初旬と外来で言っていましたが、どうもあと少なくとも1ヶ月以上は最低でもかかりそうです。

また新型コロナウイルス についてはブログを書かせていただきます。

皆様のご理解をなにとぞお願いします。