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タレント医師のスポーツ新聞の記事はウィキピディアのコピペでは? さらにわけの分からない間違った記事を週刊誌に載せる医師もいます

最近、「アジルバ」は飲まない方がいいと週刊誌で読んだ、という患者様がいたり、「ミカルディス」はダメと、これまた週刊誌に載っていた、という患者様がいます。 間違いです。 誰がどこに書いたか、私は週刊誌は見ないので詳しくは分かりませんが、得体の知れない医師が言っているだけだと思っています。 皆さんも、「有名だから」「TVにでているから」「週刊誌にのっているから」で物事を信じてはいけないとアドバイスさせていただきます。 雑誌に載っている、またTVで見た、はその医師がきちんとした肩書きで、例えば大学病院の教授であったり、有名病院の医長などである場合のみ信用していいと思います。 発言、また書いた医師によってその内容を吟味することが大事な世の中になっていると思います。

情報過多な世の中で、ではなにを見たらいいのか、ということになりますが、タレント医師は勉強してません、研鑽してないことを専門として標榜する医師の言葉に重みはありません、楽な病院で救急医療や夜中に緊急で呼び出しをうけるようなことをしてこなかった医師がたくさんいますがそういった経験が薄い医師はたとえ60歳でも今時の研修医よりも知識も経験も少ないし古いし、薄いでしょう。 経歴を見た方がいいですね。

「アジルバ」問題ですが、私なりに論文を調べてみました。 何をもってアジルバがだめか? ひょっとすると、「アムロジン」という、血圧をさげることに特化した薬との降圧効果の一部分だけを取り出して、週刊誌に載せている可能性があります。 その論文の本当の趣旨は「アジルバ」がダメ、ということではなく、降圧はやはりアムロジンがまさっていた(これは当たり前のことです)が、その他のパラメーターはアジルバが優れていた、という比較の論文でした。 これだけではないかもしれませんが、そういった記事で、臓器保護作用のある、アジルバやミカルディスなど敬遠されるのは、本人にとって不利になると感じます。