当院では、外した時に説明することは避け、解析をした後に来てもらうようにしています。
実際にところは、その日に解析ができる、高額なソフトで解析をしているので、今後は体制を変えるかもしれませんし、外した時にしか聞けない、という方にはその日に説明していますが、やはり解析時間をもらった方がいいと考えています。
なぜなら、見逃してはいけない2つの不整脈があるからです。 脳梗塞を起こす「心房細動」、と、突然死になる「心室頻拍」です。 これらを検知することができるソフトで、善通寺病院時代のソフトとは雲泥の差で、検出力の強さにびっくりしています。
基本的には24時間で、脈拍ではなく心拍数が8-12万回がいいところだと思っています。 平均の心拍数は60-80くらいがいいのですが、正常は50-90とされています。
不整脈の数ですが、3万回以上あれば心臓に負担となっているので、症状がなくても原則治療が必要です。 1万回以上であれば、医師の判断によると思いますが、10回に1回心臓がからうちしていることを考えれば、強い不整脈の薬ではなく、サプリメントのような薬で様子を見てみるのもいいと思います。 医師によると書きましたが、1万回以上の不整脈の出方、出る時間帯、などによって変わる、と書いた方がいいですね。
生活の質を妨げる症状があり、その症状が不整脈の時間に一致していれば治療の対象です。 この場合は治療、薬を途中で中止できる場合がほとんどです。