大きな病院でも町医者(といっても、初めから町医者になる医師はいません。 大きな病院で研鑽した医師が町医者になるのです)でも、医者の腕、は個人個人でだいぶ違う、と思うことが多々ありました。
それは、総合的に、という部分もたしかにありますが、何が得意か、という部分だと思います。
整形外科なら、膝ならこの先生、脊椎ならこの先生、肘ならこの先生、と得意分野があるわけです。
医師もそうですが、どんな職業、その他のことにも言える、私の持論ですが、
見学<体験<研修<<<研鑽<責任をもった研鑽<研究 の順です。
見学、体験だけで、研修とは名ばかりの数日のレクチャーで、専門をなのって言い訳がありません。
これは医師以外でもいえることです。
医師は「師」で、人にものを教える立場であることを理解すれば、自身で研究する力が必要です。
弁護士は、武士の「士」からきているので、基本、戦うのが仕事です。 頼りになる方は、師、でもあることが多いでしょう。
理系と文系の最高学部でも、働く上で、意識が違うことがあります。 弁護士も医師もピンキリでしょう。 ただ、医師のキリでも、最低限のことをあなたにしてくれるでしょうが、弁護士は、あなたの為に戦ってくれるかもしれませんが、キリの弁護士は、竹槍で突っ込むだけで、それが間違ったことをしていても、誰も咎めることができません(保険医療制度などないからです)