認知症の6割以上はアルツハイマー型認知症であり、確固たる予防法はなく、閉じこもりはよくない、DHA製剤がいい、などの報告もありますが、どもれエビデンス(医学的根拠)は乏しいのが現状です。
では、予防できる認知症2つとは、「脳血管性認知症」と「アルコール性認知症」です。
高血圧・脂質異常症・糖尿病の「適切な」治療で、脳血管がつまらないようにする、また不整脈で脳梗塞を発症することがあるので、当院のような循環器内科での予防が必要になります。
アルコール性認知症は、男性、女性で一日(毎日飲酒するとして)のアルコール量が一定以上だと脳の萎縮があり、将来的に認知症になることが証明されています。 特定健診だけでなく、普段の診療でそういったことを言われない、それは貴方の将来を見据えてない、「その場しのぎ」の治療を行なっている、ということではないでしょうか?