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神経調節性失神

小学生が朝礼で倒れるのは、夏の暑い時期に、興味のない(校長先生すみません)話を長々とされ、直立不動を指示されると、脳に組み上げなければならない血液が、心臓の心拍数が減ることで脳貧血になり倒れます。 大人だと、心肺停止になることもあるし、老人ホームで脱水気味でなくても、ご高齢の方が座った姿勢のまま机にうつぶせに倒れることがあります。

子供さんは、自律神経がまだ未熟、ご高齢の方は退化しているので起こりやすいのです。 失神まではいかなくても、働きざかりのかたが、立ち上がった瞬間などに、ふらっとするのは、ストレスなどで、自律神経が障害されている、と私は説明しています。 ゆっくりと2分(といっても1分になってしまうので、2分と言っています)かけて、また寝た状態なら、うつ伏せになり、四つん這いの状態から2分かけて立ち上がること、また水分を十分に取ること、で予防できます。 治りが悪い時は、自律神経を鍛えるトレーニングを1日15分してもらうこともあるし、「気分が悪い」と思ったら、我慢せずに、その場に座り込むこと、が大事です。 高い位置から転倒して頭を打ってしまうことが一番致命的なことです。 私自身、小学生のころに特に誘引なく自宅でなった経験があるのと、働き出すと、ストレスを与えてくる人がいるのでなったこともあります。 以来、そういう方とは一緒に働くことは避けるようにして(こういった場合、加害者側は、私は何も悪うございません、と思っているのが常なのは、ストレスを感じている人はご理解いただけると思います)、十分な休養をとるように心がけています。

ストレス解消は、嫌な人と(できるだけ)会わない、十分な睡眠、の2つが重要です。 気晴らしに遊びに行く、などは元々元気がないところに、労力をつかい、元気が減るので逆効果です。

そういった経験から、今は職員にできるだけ休養もとってもらいたいし、楽しく働いてもらいたい、と思っています。