一般で売っている量ではなく、処方箋で「エパデール」や「ロトリガ」に含有されている量を飲むとその効果が実証されることが報告されました。
私自身、このサプリメントのような医薬品は、悪いことは起こさない、良いことだけが起こる、と色んな論文を見まくって思っていたので、特に「やっぱりな」と思いました。
今までは、EPAとDHA(ドコサヘキサエン酸)の配合剤の論文が多かったのですが、今回はEPAのみの論文となっていました。 海外では、EPAだけの薬剤は発売がされていなかったので、こういった結果があとからついてきたのかな、と思います。
米国では、病気ではないけども医師が飲みたい薬剤が「コレステロールを下げる薬」だったのが、ここ数年、「EPA/DHA製剤」になっている理由もわかります。
機序は、簡単に書くと、細胞を若がえさせる、という点につきます。
アラキドン酸(AA)ばかりで構成された細胞が、EPAやDHAにとってかわることで、良い物質を細胞内で合成することができるのです。