消化器疾患について

不公平がない胃カメラとは?

クリニックなどで、拡大内視鏡(時代に逆行してかなり太いのですが、細胞の配列などが詳しくみれます)を用いているところは、内視鏡センターとしてクリニックをしているところです。 徳島大学の先輩医師でそういったところもあります。
ただ、通常のクリニックでは拡大内視鏡は相当、飲み込みにくいので、使用しないことが通常だと思います。 悪い所見があれば、大きな病院との連携をとるのが良いと思っています。

さて、公平な検査、としては、胃カメラのスコープが、検査をうけるときに、同じ性能をもった胃カメラでうけること、だと思っています。 当院では、胃だけでなく、喉頭、声帯、食道(は当然ですが、色調を変えることができるカメラでないと、早期の食道癌を見逃す確率が高まります)をみるために、全員に同じ性能のカメラを使用しています。

こういった、細かなことかもしれませんが、検査をうける患者さんにとっては非常に重要なことなのです。