頸動脈エコー、心臓超音波検査は、当院では、超音波専門医(高知では稀な専門医資格です)の私が責任をもって検査します。 他の病院(大きなところでも)では、技師がとることが多く(徳島大学では絶対に技師がとったあと、レポートだけみるなどありえず、また医師が画像をチェックするだけでなく、医師がダブルチェックとして心エコーを再度していました。 少し高知にきてカルチャーショックをうけています)、そのレポートだけをみて医師が判断することがあるので、検査をされた技師の上手下手で「貴方の」運命が変わります。 これは検診でもそうです。 下手くそにあたってしまえば大変です。 また検診では動脈、膀胱、前立腺をみないので、例えば、PSAという前立腺癌の採血をしたときに全く参考になりません。
当院では検査結果を私自身が施行したものを、画像を一緒にみながら、理屈を説明し、60歳の方でも、血管年齢は70歳ですね、と、心臓に関しても説明が可能です。
どうせ検査をうけるなら、丸投げの検査ではなく、本当の意味での「医師が責任をもつ」検査が重要と思っています。
また、医師がとるクリニッックもあるでしょうが、心エコーをしたこともない医師がとる心エコーは信用してはいけません。 血行動態に詳しくなく、アンチョコのマニュアル本をみているだけの開業医が実際にいますのでご注意を。