医療関係者は心電図をみて、数秒で異常がないか判断できますが、そうでもなければ、どこがおかしいのか、また正常の根拠は? と聞きたくなるのが心情だと思います。 心電図は12本の線からできています。 敢えて医師が「問題ないですねー」という、数秒の間に、みるべきところは、左上から2番目の「II」というところが基本です。 下向きになってないか、リズムがおかしくないか、幅が広く大きな振れがないかの3点です。 次にみるのは右下から2番目の「V5」だと思います。 ここで、心電図、は小さな山、大きな山、中くらいの山の三つで一心拍なのですが、最後の中くらいの山が下向きや平坦になってないかどうか、をみるのが、「超」短時間で、大きな異常がないかどうかをみるポイントだと思います。
医師が説明するのは異常がある場合にどういった理由かをいうことが多いと思います。 漢方薬ではどうでしょう? 私は生薬の成分の多さやその成分があーだこーだ説明できる医師は漢方にハマってしまっている医師だと思います。 決して悪いことではありませんが、私は漢方薬も西洋の薬と同じようにエビデンス(証拠)があるものを使いたいと思っています。 また常識的な漢方薬を使い、奇をてらった漢方薬の重ね合わせなどは漢方専門医の領域であり、私には理解しかねます。
心臓・血管の疾患