私はブログを論文を書いたり、書物をしたり、学会発表のスライド作りの最中に書いています。 私はブログを「
患者さん向け」に書いています、これは当然だと私見ですが思っています。 ただ医師のブログには、医療関係者をも唸らせる患者さん向けだけども、我々も勉強になるブログを書く医師もいます。
一般的なブログだと、「血糖値をさげる食事とは」「花粉症対策」「インフルエンザ対策」などだと思いますし、私はそれにプラスα(自身の論文や、他の医師の論文などの紹介で、より詳しく書くように心がけています)で書いているつもりです(でないと面白くないでしょう?) さらに、その日や直近で気づいたこと、飲み会で医師同士で話した内容などで面白かったこと、を、一般の人がみて、「実際に行われている医療の現実」をできるだけ書きたいと思っていますが、医療関係者(特に医師)が読むと誤解される部分もあるかもしれません(ただブログは患者様のためのものです) こういった医療行為に私はこう思う、という一般論を書いているだけです。
いろんな経緯があり、ブログも書きづらくなっている時代だと思うことがありました。 あくまで、気づいたことをネタにして、過去の自分の経験を書いているのですが、、、 患者様に読んで欲しいブログが、一部の範囲が書けなくなったことは、決していいことではないな、と思いながら書いています。
しかし、最近は以前書かないようにしたり、削除した内容に関しても、仲間内の医師間で話したことなどで気づいたこともあり、積極的に書いていこうと思います。 基本的には、2010年に私が危惧していた「心エコーができなくなる医師が増えることの危惧」「心エコーは緊急カテーテルをしないと重みがない(ずば抜けた心エコー技術は差し置いて)」「抗生剤はつかうことを前提をして、使わない理由が明確になったときに処方しない」という内容です。 一般的な最近の研修システムが以前と比べてどうか、などは、患者さんがわからないことで、「私が患者なら知りたい」と思うことを書くのが、ブログの意義ではないでしょうか?