光陰矢の如し、ですね。私も開業して1年と3ヶ月以上が過ぎました。 いろんなことがありましたが、一宮地域の方の「抗生物質の耐性化」などの統計解析(日本で2報告目で、開業医では初)ができたことは、地域医療への貢献とともに勉強になりました。
いろんな研究会や学会への参加、また自身が講演者となって今年愛媛に呼ばれたことによって、四国全県で心臓リハビリテーションの立ち上げに関わったことになり、全国の心臓リハビリテーション学会の評議員に推薦をいただきなることができました。
普段は、主に書き物をしています。 商業出版(医師は自己満足の自費出版が多いのですが)で34歳と36歳のときに、アマゾンで循環器部門で1位、2位をとったこともある(今年も獲得しています)2冊の著書にくわえ、今現在も執筆中です。 このこと自体が勉強になっています。 さらに、開業する前から始めている、英文の一流誌の定期購読です。 一流誌は2ヶ月経つと自由に誰でも見れるようにインターネットでなっているのですが、それまでは自由にみれません。 このことはあまり医師間でもしられていないのではないか?と思います。 私は、専門の循環器の雑誌のことについては自然と耳に入ってくることが多いので、内科全般の一流詩をネットで買い、週に気になった論文1つを英訳していました。 これは私の先輩がしていた勉強法の一環です。 時には循環器のこともあれば、消化器内科のこと、感染症のことなど様々ありました。 しかし、ここ半年はメールで購読したものがくるのですが、表題を見るだけで精一杯になってしまい、オーバーワークになっていたので、来年からは購読を中止しました。 まずは自分がしなければいけないことを人に迷惑をかけないようにして、その後また購読をしたいと思っています。 こういう一流詩を購読していると、先日「インフルエンザにかかりにくい人とかかりやすい人」などのTV放送が、「大したことを言うことはないはずだ、手洗い・うがいの推奨だろう」と推測できるのですが、「あれっ、見逃した論文があったか!」と気になることもあります。 実際にはTVは見なかったのですが、『実はインフルエンザは空気感染しません』という予告をみて、「あー、医師は見る必要はないな」と思ったことでした。 飛沫感染の話になるだろうと思ったからです。 医学のTVでは論文になったことがだいたい3年後くらいに放映されていますが、最近は1年以内が多いな、と思う次第です。 ただ、最近、患者様が、超悪玉コレステロールのことを話してくれました。 ためしてガッテン、でしていたようです。 このことについては自分自身の論文があるので勉強していたこと、また最近当院では自動的に、計算式で出るようにしていますので、「実はここにでていますね」という方や、「今まで言っていたのは、ここの値だったのですね、TVで言っていました」となったりしています。
TVの影響は大きいですね。 私が最も嫌いな番組は「ワイドショー」「脳トレなどの芸能人の番組(何が面白いのでしょうか? わからなくても困らないと思ってしまいます)」です。 逆に面白く見るのは、夜の「ニュース番組」とyoutubeでみる「漫才番組」です。 ウーマンラッシュアワーの、時事ネタは本当に痛快でした。