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胃カメラは「声帯・喉頭・食道・胃ビデオ」に名前を変更するべき

新聞などをみていると、ピロリ菌がいなければ、まるで胃カメラをしないでいいかのように言う(医師の中にも?)方がいますが、じゃあ酒を飲む方の食道がんのリスクを考えているのか甚だ疑問な論調の人がいます。

胃カメラは胃だけを見るものではありません。酒飲みはそれだけでも、胃カメラで、食道を毎年見てもらった方が良いでしょう。
私は必ず、声帯と喉頭をみて、おかしな所見があれば耳鼻咽喉科に紹介するようにしています。 実際に声帯癌、喉頭癌の方をみてきたので。
最近は、ピロリ菌と胃がんの話ばかりで、そこからあまり伸展がないような気がします。 声帯を必ずみること、喉頭もみること、と教えてもらってない方はいないと思うのですが、、、
あと「胃は丈夫だから」といって検査を受けない方は過信しすぎかもしれません。 胃が丈夫な根拠がないからです。 痛くない時に、上手な人(挿入も癌の発見率も)に胃カメラをしてもらうのが一番いいのです。 確かに麻酔して寝てする胃カメラは楽かもしれません。 しかし誤嚥や麻酔による心臓機能抑制があるため、私は胃カメラごときで麻酔はゴメンです。 自分が自分にされたい、と思う程カメラの修行や勉強はしてきたつもりです。 実際は私は自分の胃カメラは妹にしてもらい、父親、母親、妹、その夫も私が胃カメラを担当します。