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医療の技術はギブ・アンド・テイクなのは当然?

私の個人的な意見で、教えてもらったことでもありますが、医療の技術はgive and takeで成り立つと思っていますが、最近は無償で教えてもらうのが当然、という雰囲気があるようにも思えます。 医師になりたてのころは取り敢えず早く来て、遅く帰る、そして人がしたがらないことをする、とうことがgiveになりますし、それ以外とくにgiveするものはないと思っていました。 なので医療系のセミナーで有益なものほどお金がかかりますし、無料で講演があるものでも講師には金銭がもらえるようになっています。

しかし自分の医療の核心を教える人がどれくらいいるでしょうか? 私はかなり数ないと思います。 教えられる人も限られていると思いますし、ぽろっと教えてくれることもある程度で、それは本当に貴重な意見だったりします。

重鎮やレジェンドなどではなくとも、中堅を超えてベテランというくらいの医師年数になってきた訳ですが、自分の休みを削ってお金を払ってでも自分に投資して、医学の核心に少しでも近づきたい、と思う次第です(医療の本を買って読むという行為もそれに入りますし、開業したのだから、研鑽の仕方はやはり限られてきますが、大きな手術を今から身につけるわけではないので、より求められている技術の習得は限られてきますので覚悟次第だと思います)