私は研修医の時に実家の「福田心臓・消化器内科」の手伝いをするため京都から高知に帰ってきています。 当時は自分には不利、と思っていましたが、開業医(当時日本で心臓内科を標榜していたのは父親だけで、その後高知市からクレームがきたのですが、国立循環器病センターが心臓内科を標榜しだしてから、文句を言われなくなりました。 お役所仕事って本当に責任もないし、部署も変わるし「やりがい」があるのかな?と当時は担当の人がだれか分かりませんでしたが(ここにも問題があると思います、駄目なら理由を、そして、良くなったのならその理由を、責任をもって話すべきです)思っていました。
その後徳島大学の医局にはいって、大学病院で働きながら大学院も入るので、最終学歴は大学院卒となります。
上記、「医療とは?」「医師とは?」を教えてくれる講演はなく、飲み会でもそんな話はあまりでません。自分で考えるのが普通ですが、変わった研修をしていた私には「スキルのみ」が医療ではないと感じていました。 医師になったとたん態度が変わる人もいますが、医師がえらいのではなく、そういった医師像を作ってきた先人たちの医師が良かった面もあると思います(中にかとんでもないのもいると思いますが笑)
取り敢えず、普通の職業ではありません。 聖人君子でなくてはいけません(私もそうですが、、、) そういったことを目指すことが大事だと思っています。 もちろん「高いスキル」はプロとして当然で、特殊能力を一つずば抜けたものを持ち、他は広くそして深く勉強することが大事だと思います。