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自粛期間に「孤独」について考えてみました

世の中には「孤独」というと、非常に悪いイメージがあります。 「孤独死」などはその代表です。

ただ哲学者のなかには「孤独」について考えている人もいる。 ショーペンハウエルもその一人であり、

「孤独は知的水準の高い人にとって二重の利点がある」と、「孤独と人生、幸福について」で述べています。

「第一の利点は自分自身の身を相手にしていること。 第二の利点は、他人と一緒にいないことだ」と。

SNSの発達した現代では、なかなか難しいことだとは思いますし、昔と今では、幸福な孤独、の定義も変わってきていると思います。 ただ、孤独、が悪い、可哀想、というのは他人の気持ちが強く、それを感じ取って、自分は孤独で不幸だ、と思うのは間違っているのではないかと思います。 自分が一人でいて、幸福を感じるときはそうすれば良いのです。 無理に「認知症予防だ」ということで連れ回されるのも、認知症になってない本人にとっては苦痛に感じることもあるかもしれません。

ただ現代では、助け合いの精神が大事です。 相手が孤独で不幸だと思っていれば手を差し伸べるべきですし、「不幸ではない」という人も本当の気持ちではない可能性があります。 高齢化が進んでいる現代では、誰もが誰かに手を差し伸べる必要がある、と感じています。
私自身は、どうしてもnegativeに考えがちなので、意識して「知的な能天気」になる瞬間も大事だと感じています。