免疫力がおちて、帯状疱疹は発症します。 疲れ、ストレスが原因のことがほとんどですが、中には特に消化器癌で免疫力が落ちている場合があるので、「帯状疱疹は癌のサインかも」という意識をもってもらいたいと思っています。
当院ではその場で帯状疱疹かどうかわかるキットがあり、帯状疱疹であれば、内服薬、点滴などで治療するとともに、患者様の理解が得られれば、消化器癌を中心とした検査(胃カメラ、大便での大腸ガン検査、腹部エコーなど)をするようにしています。 実際に数%ですが、癌が見つかり、完治に至ったケースは数多くあるのです。
帯状疱疹の治療は皮膚科でもいいと思いますが、そこで治療を終えるのではなく、内科受診が重要と私は思っていますし、「それは常識」であると思っています(ここで格言、「帯状疱疹があれば癌を疑う」です)
だいぶ以前にも同様のことを書きましたが、重要なことなので、再度書いた次第です。