男性は「徐々に」、女性は「急に」血圧が上がります。
女性は閉経前には、女性ホルモン「エストロゲン」が多く分泌されています。 このエストロゲンは、乳がんや子宮体がんの原因にもなるのですが、血圧を下げ、コレステロールも下げる効果が「もの凄く」あります。
閉経後には、女性ホルモン「エストロゲン」が減少していますので、
「私は、昔は低血圧だったがよ。」という方が、健診や自分自身で血圧を測ると急に上がったような状態になっています。
高血圧の治療の基本は減塩を中心とした食事療法ですが、高いままでは、脳出血や様々な臓器に負担がかかりますので、まずは降圧薬で血圧を下げてから、遺伝や年齢で内服が継続して必要な場合もありますが、一時的に内服するだけ、もしくは内服の必要がない場合もあります。
運動療法は、十分血圧が下がってからが鉄則です。