吃逆(きつぎゃく)ともいう、しゃっくり。 横隔膜の痙攣が原因です。 24時間以上つづくと生活に大きく支障が出てきます(不思議に思われるかもしれませんが、患者さんはいつか治るだろう、と半日以上、しゃっくりが続いてもそのまま、という人が多いのです)
まずはとめること、を医院ではしながら、しゃっくりの原因で悪いものを除外していくことが実は大事です。 とめるには、点滴や内服で安定剤(筋肉ではる横隔膜が弛緩(ゆるむこと)します)、漢方薬や西洋の薬の組み合わせで治療しながら、年齢にもよりますが、「脳梗塞」「膵炎」「胃潰瘍」は必ず除外しなければなりません。
その場しのぎの治療では、時に危険である、ということです。