その他の疾患

インフルエンザの咽頭所見の新聞への寄稿

インフルエンザの新薬の講演会に昨年いきましたが、上記には触れられていませんでした。
つまり、多くの(ほとんど?)医師が、診たことがない、ということです。 インフルエンザを専門的にみている医師でもみていない、という所見です。
昨年も寄稿した内容ですが、この所見は、統計をとったり、人に教えてもらうなどしないと、「よし、俺もみてみよう」では、身につかない所見です。
なので、経験がない医師は、「インフルイクラ」という、インフルエンザ迅速キットよりも精度が高い所見ですが、それに手を出すことが、より危険です。 「たぶんこうだろう」で、「間違うことが」患者さんの不利益になるので、今まで通りの診断方法でいいと思います。

新しいことを突然始めるのは、人体実験で、いいことは一つもありません。
残念ながら、インフルエンザの特異的な咽頭所見は私や、経験豊富な医師でしか、診断に使わない方がいいでしょう。
私自身、知ったかぶり、をするのは、詐欺だと思うし、今まで通りの診断方法の方が、慣れてない医師では患者さんに安全です。