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福祉マインド

かかりつけ医をしていると、その方との一生の付き合いになることを意識することになります。 ならない医師もいると思いますが、私を含め、父親である福田心臓・消化器内科の理事長、また四国こどもとおとなの医療センターでともに働き、開業した先生方も同じ考えが芽生えた、と2ヶ月毎の会合で話しがあります。
その方の人生観を考えた医療、そして介護、福祉の考え方をしないと、悪くなったら大病院でみてもらうことにしている、というベルトコンベアのような医療はもはや石器時代の考え方です。 それが患者様やご家族の意思ならばいいと思いますが、それを考えないことはナンセンスです。
私自身、医療だけでなく、その方の家での生活を意識して治療をしていきたいと思う次第です。